都会の電車に困惑する田舎の民のはなし
僕ってばほら、今となっては都会人なのですが元々は電車が1時間に1本しかないようなド田舎で育ったので、そりゃあもう東京に来たばかりのときは電車にかなり困惑したわけです。
3連休ということもあってか、おそらく田舎から旅行に来ているのであろう家族が駅で電車に困惑している様子を見かけて、ああ自分も昔そんなことを思っていたなあということを思い出したので、書いてみます。
十数年前の話なので、今も参考になるのかはわかりません。あーわかるわかる、と田舎出身者に思ってもらえるようなあるある記事を目指します。
が、ただ単に僕がアホだっただけかもしれないので、その際はお恥ずかしい限りでございます。
1.同じ区間なのに路線が2つ並走している
前提として、僕はJRが1本しか通っていないところで育ったのですが、そりゃあもう都会なのだから複数路線があるということぐらいは理解できるし、それをうまく乗り継げばいいだけだろ?!ってことは元々わかっておりました。
が、同じ区間なのに路線が2つあることには困惑しました。
例えば、横浜駅から川崎駅に行くとして、東海道線に乗れば1駅の区間ですが、僕はしばらくの間、京浜東北線に乗ってわざわざ4駅かけて行ってしまっていたのです。
東京駅から横浜駅の区間は東海道線と京浜東北線が並走しておりまして、東海道線の方は主要な駅しか止まらないので、横浜⇔川崎区間であれば東海道線のほうが早いのは当然である、という暗黙のルールを理解したのはだいぶ後になってからでした。
2.特急と各駅停車が同じ料金
特急といえばそりゃあもう特別な電車に違いないので、それ相応の対価を支払って乗るべき乗り物だと思っておりました。
そうしたらなんと、同じ料金で乗れるじゃあないですか。
なんだその親切設計は!とはじめのうちは乗るたびに思っていましたが、今となってはもう当たり前のように乗ってしまっているので、もっと感謝しなければならないですね。
3.山手線から中央線の乗り換えのときに一度改札から出ていた
山手線はそりゃあもう有名なので元々知っていましたが、どうやら目的地に行くには山手線からJR中央線という路線に乗り換えなければならないようだ・・・という場面での話。
山手線とJR中央線は別路線なので、一度改札を出て・・・っと
中央線の切符を買って、ええと改札はどこかな・・・
あれ、さっき出た改札?・・・
という感じを何回か繰り返し、あとになってようやく気づきましたが、JR1本しか走っていなかった場所で育った民としては、同じJR内で複数の路線があるということを知りませんでした。そして山手線がJRだということも・・・
なんとまあ、1回目的地までの切符を買ったら改札を出なくても乗り換えが出来たわけですね。なんという親切設計。
この勘違いで結構無駄にお金も時間も損していたことでしょう。なんせわざわざ途中で改札を出て切符を買い直しているわけだから。
・・・
とまあ、すべて今考えればめちゃくちゃアホなんだけど、我ながら初々しい話でしたね。
田舎出身の方は共感頂けたでしょうか?
えっ?僕がアホなだけ?