できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている③〜適応障害と診断される。傷病手当金の存在を知る。〜
前回のあらすじ
産業保健師との面談で、体の不調についてや、職場でのストレスについて話したところ、心療内科か精神科に行ってみましょうとなり紹介状を書いてもらうことになりました。
できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている②〜適応障害と診断されるまで(2)〜
精神科に行こうとするも、、、
前回お話ししたように、私はナルコレプシーという睡眠障害を持っています。そのため、日頃から病院に通い、昼間の眠気を軽減をするための薬を出してもらっていました。
いつも行っているこの病院は睡眠障害を専門に診ている病院ですが、診療科名で言えば精神科になります。そのため、まずはそこに行ってみることになりました。
しかし、いざ相談してみると、こちらでは睡眠障害しか診ていないから、メンタルの不調については診察することは難しいと言われてしまったので、別の病院を探すことになりました。
ということで、ネットで検索し、今も通院している精神科を見つけることができました。
ネットで調べた時に、先生のブログがあることに気づき読んでみたところ、この先生だったら信頼できると思えたことが決定打となりました。
結果的にこの予想は当たって、自分に合ったいい先生に出会えたことはとても運が良かったです。
そして初めての診察
診察当日。先生に診察してもらう前にカウンセラーによるカウンセリングを受け、どういう流れで今の状態に至ったかなどの話をしました。
そのあとに、先生に診察してもらい、そしてその次に、今の精神状態や性格を確認するための心理テストのようなものを受けました。
この検査の結果が1週間後にでるということなので、また1週間後に来ることになりました。
適応障害と診断を受ける
1週間後にまた病院に行くと、前回受けた検査の結果がでていたので、それについて先生から説明があり、最終的に適応障害という診断名を伝えられました。
そして、とりあえず1ヶ月ほど会社を休んでみて様子をみましょう。会社には病院から休めと言われたと伝えて。と言われ、次の日から休むことにしました。
その時、受け持っていた仕事が中途半端だったので、そのことは気になりましたが、病院からそう言ってもらえたことで、人のせいにできるというか、「医者が言ってるので」という自分に対しての理由づけができたことは、その時の意思薄弱な状態の私にとってはありがたかったです。
そしてこの頃に傷病手当というものがあると知りました。(会社の健康管理センターの方から教えてもらいました。)
傷病手当金とは、健康保険の加入者が、業務外の病気やケガで働くことができない状態になったとき、給与の2/3の額を最長で1年6ヶ月受け取ることができる制度です。
傷病手当金は健康保険協会、健康保険組合、共済組合から支給される給付です。そのため、自営業者などの国民健康保険の加入者は対象になりません。
大丈夫?傷病手当金を受給した場合の4つのデメリット
引用のタイトルがドキドキしちゃうようなタイトルですが、この引用元を読んでもらえば分かる通り、病気や怪我で休職したら、申請した方が絶対いいです!
また、状況によっては退職後も引き続き傷病手当金を受け取れますし、調べてみると退職後でも条件が揃っていれば申請できるようです。
申請の方法は、加入している健康保険組合に問い合わせるか、健康保険組合のwebサイトを探して調べてみましょう。
こちらに基本的な申請手順などが掲載されています。
こんな制度があるとは、教えてもらうまで一切知りませんでした。このおかげで会社を休んでもお金には困らないと思えたし、安心して治療に専念できました。
つづく↓
できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている④〜眠り続ける日々は睡眠負債の返済〜
Photo by Miguel Á. Padriñán from Pexels