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できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている②〜適応障害と診断されるまで(2)〜

前回のあらすじ

会社勤めをしている中で、様々な心と体の不具合を感じつつも、なんとか出勤をする筆者ひらめ。だんだんと遅刻、欠勤が増えていき、上司から産業保健師との面談を勧められる。

できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている①〜適応障害と診断されるまで(1)〜

産業保健師との面談

上司から産業保健師との面談を勧められるまで、もともと持っている持病以外に何かしらの病気になっている可能性を考えていなかったので、少し驚いたところもありました。

しかし、この状況に何かしら変化があるのならと思い、面談を受けることにしました。

面談では、どういった体の不調を感じているか、仕事や職場の状況についてなどを話したと思います。

面談を受けた頃は、適当な仕事の進め方をする人のプロジェクトに入ってしまい、散々振り回されている最中で、そういったストレスについても話をしました。

そうしているうちに自然と涙が出てきて、自分が思っているよりずっと辛かったのだなと知りました。

前回は、自分と周囲の人のギャップについて話しましたが、実は自分の心と体と頭でもギャップが起きていたのです。

心はしんどいよーと言って、それに合わせて体も辛いよーと言っているのに、頭は、心も体もなんか言ってるけど、気のせいでしょーという感じだったのではないかと思います。

産業保健師との面談の結果、心療内科か精神科に行ってみましょうとなり紹介状を書いてもらうことになりました。

どうしてここまで体調不良が深刻な状態になっていると自分で気づけなかったのか

私はもともと以下のような持病・体質を持っています。

・ナルコレプシー

日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害である。自発的に覚醒を維持する能力、およびレム睡眠を調節する機能の両者が阻害される[1]。

ナルコレプシー - Wikipedia

・気象病

気象の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。症状は「天気が悪いと古傷がうずく」といった天気痛のほか、メニエール病、喘息、めまい症、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気など様々である。心臓発作や脳卒中のきっかけになり、生命にかかわる場合もある。

気象病 - Wikipedia

・PMS

生理が始まる1~2週間ぐらい前からおこる、イライラ、腹痛、眠気、頭痛などのさまざまな不快症状。

辛い生理前症候群(PMS)の症状と治療方法-生理用品のソフィ

まず、ナルコレプシーという、いきなり眠くなる(というか気づいたら寝てる)睡眠障害があるため、日常的に眠くなったりするので、ナルコレプシーのために眠いのか、体調が悪くてだるいのかがわからなくなる時があります。

そして、気象病のために、気圧の変化によって、だるさ、眠気、気分の落ち込みが起こります。(気象病の人ならわかると思いますが、自分の体調の変化で、低気圧が来るのを当てられます。)

それに加え、PMSのために、生理前にはイライラや眠気、気分の落ち込みがあります。(基本的に眠気が多い人生。)

そういったもともとの持病・体質があったため、メンタルの不調が起こっているということに気づけませんでした。

体調不良が起こると、「今日は低気圧来てるもんなー」とか、「生理前だから調子悪いなー」と理由付けをしてしまい、普段から起きていた体調不良と、適応障害から来る体調不良を区別できていなかったのです。

ちなみに、適応障害を経たおかげで、現在は健康的な生活(ストレス、睡眠、食事、運動のバランスを考慮した生活)を続けています。その結果、気象病やPMSの症状も以前より軽くなった気がしています。

あと地味にびっくりしたのが、ここ数年謎の吹き出物に悩んでいたのですが、それも今の生活をしていたら出なくなりました。あと、アトピーもあるのですが、それも症状が良くなりました。

適応障害だけでなく、いろいろな体調不良が不健康な生活によって増長していたということに気付きました。

つづく↓

できるだけ自分の病気のことや経験は話したいと思っている③〜適応障害と診断される。傷病手当金の存在を知る。〜

Photo by Miguel Á. Padriñán from Pexels

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