ハガレンでスロウスが死ぬ間際に「生きてるのもめんどくせー」と言っていたのを忘れられない
※これから半年分くらいの「めんどくせー」が頻発するので爽やかな画像と共にお楽しみください。
めんどくせー、めんどくせー、ほんと何もかもめんどくさくないですか?
私は根っからの怠惰人間なので、大体のことがめんどくさい。
やりたいことだっていつの間にかめんどくさくなって、好きな事や人のことも時々まじめんどくせーってなるし、会社員として働いていた時もほんと人間関係も社内政治も世の中もめんどくせーなーと思っていました。
なんかやたらとやる気に満ち溢れてる人っているじゃないですか?
イメージ的には、スーツ姿でなんかパワーストーンの数珠みたいのしてる社長とか、ああいう人たちってめんどくさいことないのかなーって思うのです。
そんなやる気溢れてるけれど、めんどくさくなることってないんですか?って質問したら、
「あー、そりゃー、やりたいことやらせていただいても、めんどくさいって思う瞬間ありますよね。でも、それさえも、自分の糧になるっていうか。」
いや、そう言う答えが聞きたいんじゃない。
昔からそうですが、何もかもめんどくさくなって何もしたくないってなると寝ます。
とりあえず、寝るんです。そうするとある程度、すっきりします。
でも、めんどくさいということは変わることはないです。
めんどくさい、好きな時に眠って、お腹が空いたらご飯食べて、ボーっとお笑い番組見てるのが一番楽しいです。いや、楽しいのではないかも、ただ楽なだけかもしれない。
これは、100%の確率で1の楽しいがもらえることだから。
そう言うことは「めんどくさい」にはならないけど、いつかは「つまらない」になります。
何%の確率か分からないし、どんな量の楽しいがもらえるかもわからないことが「めんどくさい」になってしまう。言ってしまえば、未知への不安ってことだ。
今まで、やってみたのだけど楽しいがもらえなくて、嫌な気分になったことがあったりして、その記憶が未知への不安を「めんどくさい」にしてしまう。
あー、だから、自分が嫌な気分にならないでそこを切り抜けられるか自信がないときに出てくる言葉なんですね。
嫌な気持ちになりたくない。楽しい、心地いい状態でありたい。
そのために、今ここをうまく切り抜けられないで嫌な気持ちになるかもしれない可能性を感じた時に出る言葉。それが「めんどくさい」の正体だ。
そう考えると楽しいが自分の原動力になっているのかもしれない。
そんなパリピな部分があったなんて。内なるパリピが言ってる。
「楽しいのが一番じゃね?」
そういう「めんどくさい」はやるべきめんどくさいと分類しておきます。
同じ「めんどくさい」でも、100%の確率でつまらないがもらえる時にも「めんどくさい」が発動しますが、これはちゃんと見定める必要がある。これはそもそもやる必要があるのかって。
で、やっと表題の話になるのですが、漫画「鋼の錬金術師」でスロウスという、名前の通り怠惰な敵キャラが出てくるんですね。
そのこはいつも何もかもめんどくさい、めんどくさいと言っていまして。
死ぬ間際に言うんです。「生きてるのもめんどくせー」って。
ハガレンって名言名シーンがたくさんあるんですけど、なんかそのシーンが切なくて忘れられないんです。