直感に頼る!長期的にいいことかどうかを判断するのは難しいので
先日、効率化を最優先して考えると目先の損得で判断して失敗しがちという記事を書きました。その記事の中でも言いましたが、短期的に損か得かを考えて判断するのは何となく出来たとしても、長期的に損か得かを瞬時に見極めて頭で判断するというのはなかなか難しいです。
未来は理屈通りには進まないからです。いろんな外部要因だったり運的な要素が絡み合ったり、はたまた予想し得る未来が本当にそこにあるともまったく限らない。だからそこに時間をかけるのこそ時間がもったいないということになってしまいます。
でも先の未来を完全無視して目先の損得だけを考えて、最終的に間違った判断をしないようにもしたい。
どうやって間違った判断をしないようにするのか
先にも書いた通り、そんな未来のことなんてぐじゃぐじゃ考えたってほとんど当てられないし考えたって意味がないのです。どうしたものか・・・えいやっで決めるしかないのか・・・
そう、えいやっで決めるべきなんです。人はそれを直感と言う。
高校生の頃に直感の存在を説明してくれた人生の書に出会い、実践しては忘却を繰り返してきた私ですが、上手い判断が出来たときというのはだいたい直感を信じて突き進んだときでした。今あらためて日常生活における小さな出来事においてもこの直感のパワーを活用していきたいと改心している次第であります。
例えば、
突然電話がかかってきた
とします。そのときの思考は
思考:タイミング的にめんどくさい事柄のはずなので出たくない、出れないことにして出なくてもさほど問題はなさそうである
・・・です。
思考による判断に基づくと、まあこの電話には出ないことになるでしょう。
そこへビビッと直感が働きます。
直感:なんかでないとそわそわする、なんとなく出たいと思った
ここで直感を採用して電話に出たとします。結果はやはり思考で出した答えの通りめんどくさい事柄で、別に出なくてもよかったのに出たことによって自分がこれからすぐにやらなければならないはめになった。
あー、出るんじゃなかった。と。短期的な結果としては失敗です。
これがけっこう落とし穴で、私が直感人生をずっと続けられなかった要因でもあるのですが、短期的な結果で判断してはいけなかったのです。
途中あらゆることの効率化に邁進したことも私が直感人生から逸れてしまった原因でもあります。効率化も放っておくと短期的な結果にばかり着目しがちです。
効率化だけを考えると目先の損得で判断して失敗しがち
さきほどの電話の件、長期的な結果を見てみると、あのときのあのめんどくさい電話に出て対応したからこそ、その後長い付き合いとなる電話主の信頼を得るきっかけとなり、よい関係を築くきっかけとなった・・・
という未来が待っていました。
まあ例え話なんであれですが、これは十分起こり得ますよね?例え話とはいえ、実際僕もこんな経験があった気がするので書いています。
思考とは逆を行け、と、たまに偉い人がどこかの本か何かで言っています。とどのつまりは直感の方を信じろということでしょう。
しかしブログはいいですね。こうして自分の言葉で書き記しておくと、もう直感のことを忘却しないような気がします。
後日「※追記:忘却しました」という表示でも出てたらそのときはお察しください。また一から出直します。