お金を使え使えと偉い人が言うのは本物の価値を知れ、そして無駄な消費をするなという優しいメッセージ
お金持ちはケチとよく言われる。
いや、お金持ちにも程度がそれぞれあるし本当のところはどうなのかはわからないけど、少なくとも僕はそう聞いたことが何度かある。
で、浅はかだった自分がそのときに思ったのは、
「そうか、そうやってケチりながらお金を貯めていったのか」
というなんとも残念な思考回路の答えだったのだけど、先日僕にとってはかなり高級な料理を食べる機会があって、本当に美味しいなあと思いながら加えてさらにふと思った。
あ、一般庶民が食べたり手にするものにお金を使わないからケチに見えるのか
たぶん本当に価値があるものにしかお金を使わなくなるのでしょう。
僕だって庶民ながら、
「高いけど、粗悪な料理でも席代を混ぜ込んでそこそこのお金を取るお店もそこら中にあるから、それらを5回スルーすれば全然日常でも食べられるのでは」
と思ってこんなツイートをしました。
お金を使え使えと偉い人が言うのは本物の価値を知れということなのだなあと、高価な料理とお酒を味わいながら思った。高価とは言っても安い粗悪な店を5回スルーすればいいだけと考えれば全然難しくない。
— はまち@ポケロペンチオという軍団 (@pokeropentio) 2018年7月11日
まあ実際のお金持ちは5回スルーなんてしなくても全然お金あるでしょうから余裕なんでしょうが、要はその時間がもったいないということですね。
お金のことばかりが切り取られがちですが、たぶん時間の方がもったいないという感覚だと思います。
本当に美味しい料理を知っていれば、なぜわざわざ美味しくない料理を食べないといけないのか、ということが明確に理解できるようになる。
そうすればわざわざ美味しくない料理を食べないで済むようになる
それはつまり、そのもったいない時間とお金を消費しないで済むようになるということ。
お金を使え使えと言われるとどうしても「無駄遣いをして楽しめ!」みたいに思えてしまいがちだけど、
「本当に価値あるものを知って、価値のないものを消費しないようにね♡」
というすごく優しいメッセージなのだなあと感じたのでした。
いやあ、美味しかった!
フォアグラの飯蒸し