ポケロペンチオという軍団

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タクシーの運転手さんにラーメンを奢ってもらった話

「楽しい気分でいたほうが得だ!」みたいな記事を書きましたが、

自分に嘘をついてでも楽しいと思える状態にしたほうが健康だし物事がうまく進む

楽しい気分でいたからこそ得られた珍しい体験を思い出したので書きたいと思います。

タクシーの運転手さんにラーメンを奢ってもらった

もう1回同じことをやろうとして何回チャレンジしても、そうそうこんなことは起きないと思うのですが、深夜に乗った初見のタクシーの運転手さんにラーメンを奢ってもらいました。

自分からラーメン食べましょうよ、奢ってくださいよーと迫ったわけではないです。

なんだかよくわかりませんが、タクシーのメーターを途中で止めてラーメン屋に行き、しかもラーメンを奢ってくれてそのあと本来の目的地である自宅まで送り届けてくれることになったのです。

いま思い返しても不思議な状況だったなあと思います。

仕事が深夜に及んでタクシーで帰宅する

その日は仕事が遅くなって、深夜にタクシーで帰らなければならないことになりました。

もうグッタリで、なんならもう話もしたくないぐらいに疲れていたと思うのですが、ちょうどそのときは「楽しい気分でいたほうが得だ!」と思って行動していた時期だったので、とりあえず意味もなく楽しい気分でいるようにしました。

どうやって?ニコニコ明るい気分でいるだけです。

自分が本当に楽しい気分でいられているかどうかのバロメーターは、タクシーに乗る時にどんな運転手さんにめぐりあうかで計れます。

なぜなら、どんな運転手さんにあたるかはそのとき次第です。ランダムです。運です。

前の記事でも書きましたが、楽しい気分は楽しい気分の人を引き寄せてくれるのです。不思議と。

で、このときはすごくいい運転手さんだったので、「よし!楽しい気分でいられているな」なんて実感しつつ、話も弾む弾む。

正直疲れていたんですが、別に喋ろうが喋らまいが疲れていることに変わりはないので、だったら喋っていたほうが楽しいし喋るかあ〜という心持ちでずっと喋っていたように思います。

自宅へ近づく頃にはラーメンの話ですごく盛り上がっていました。

タクシー運転手さん「どこかこのあたりでいいラーメン屋さんありませんか?今日私はもうお客さん(はまち)をお送りしたら仕事おしまいなんですよ」

(ああ、きっと僕を降ろしたあとにラーメンを食べにいきたいんだな)

はまち「ありますよ。昔結構通った深夜もやってる美味しいラーメン屋さんです」

タクシー運転手さん「いいですね。あ、そうだ、一緒に食べに行きません?」

(えっ!!)

実は深夜まで仕事しつつもごはんは食べていたので割とお腹はいっぱいでした。

うーん、でもせっかく誘ってくれているしなあ。なかなかこんなありがたくて面白い話もそうそうないだろうから乗っかってみるか。

はまち「本当ですか?僕は全然いいですよ。でも途中でいいんですか?」

乗車途中なのにメーターとかどうなるんだろうという一抹の不安はありましたが、まあいいやどうにでもなれと思っていると、

タクシー運転手さん「じゃあメーターここで止めますね。ポチッ」

(えっっ!!!いいの?)

まあ運転手さんがいいならいいけども。

個人タクシーだったから運転手さんの裁量でなんとでもなるのでしょうか。よくわかりませんが、このときは運転手さんの勢いに任せるままに。

タクシーを止めて、運転手さんとカウンターに並んで座る。タクシー運転手さんはもちろん制服?のまま。うん、多分傍から見たらなんじゃこいつらは?!と思われていたでしょう。

タクシー運転手さん「ここは私の奢りですので」

僕「えっ、いやいやそんな」

タクシー運転手さん「いいじゃないですか。私が食べたかっただけですので」

僕「そ、そうですか・・・ではお言葉に甘えて」

タクシー運転手さん「何にします?」

僕「じゃあラーメン並で」

タクシー運転手さん「そんな遠慮なさらずに!大盛りにしましょう、大盛りに!

・・・というわけで、結構お腹いっぱいの状態で大盛りを頂くことになり、最後の方は残したら悪いなあと思って完全にラーメンとの格闘になってしまいました。(濃厚な豚骨)

(さて、どうやってここから帰ることになるのかなあ)

・・・

タクシー運転手さん「じゃ、ご自宅まで行きましょ♪」

このときもたしかメーターは動いていなかったような気がします。

タクシーの運転手さんに何を気に入ってもらえたのかはまったくわかりませんが、そんな感じで奇特な体験をすることが出来ました。

たしか降りる時に連絡先も交換したような・・・でも特にそのあと何も連絡はなかったし、今も手元にはないのでどうだったかははっきり覚えていませんが。

楽しい気分でいると楽しいことが起こる

今回のは完全にただの偶発的な出来事だと思いますが、もし僕がタクシーに乗ったときから暗い気持ちで何も喋らずただただ疲れた様子だったら絶対にこうはなっていなかったでしょう。

なんてったって、ラーメンの話で盛り上がらない限り、こういう展開にはならないですからね。

楽しい気分でいたからと言って、必ずラッキーなことが起こるわけではないでしょうが、楽しい気分でいたほうがラッキーなことが起こる確率は上昇する、ということは間違いなさそうです。

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