ポケロペンチオという軍団

日々のあれやこれやをなんやかんや

TV・漫画・アニメ 恋愛

山里亮太に学ぶ人生のパートナーを見つける方法

少し前の話題にはなりますが、そうですよ、南海キャンディーズ山ちゃんがあの蒼井優と結婚したと言う話です。

最近になって急激にテラスハウスにハマりまして、5月はこのままでは人生をテラスハウスに乗っ取られるんじゃないかって勢いで寝ても覚めてもテラスハウス、暇さえあればテラスハウスを見るという生活を送っていたんです。

テラスハウスって男女数人が暮らすお家の様子を観察するというバラエティでして、普通にこれを視聴するのも面白いのですが、一番良い楽しみ方って副音声をONにしながらの視聴なんです。

その副音声には、見守っている人たち(スタジオでテラスハウスの映像を見ているタレントたち)の会話が入っていまして、それを聴きながら視聴すると、誰かと一緒に見ながら、あーでもない、こーでもないなんて話しながら番組を見ているような気持ちになれるのです。

このテラスハウスを見守る人の中に、山ちゃんがいるんですよね。

んで、この副音声を聴きながらテラスハウスを見ていて、ずっとこう思っていました。

山里うるさいしケツの穴小さいし絶対に結婚できない。と。

そう思っていた最中、「山里亮太」「蒼井優」「入籍」という、絶対に組み合わされるはずがない(と思っていた)言葉の羅列をニュースで見つけ、私は1人、騙された!と心の中で叫んだのでした。

テレビの中ではモテない男の代表格として華々しく活躍

初めて山ちゃんを知ったのは2004年のM-1グランプリでした。オカッパ頭にレンズの小さな赤ぶち眼鏡でスカーフを巻いたスーツ姿は芸人としては100点満点、恋愛の相手としては点数もつけられないほどの見た目だったのです。

(「山里亮太」で画像検索すると、山ちゃんが徐々に見た目をアップデートさせていたことに気づかされる。アハ体験を思い出す。)

そのM-1グランプリで一躍有名になったけど、テレビの中での扱われ方はキモい存在としてだったし、芸風も他人への妬み嫉みで小言を吐くようなスタイル、相方のしずちゃんへの嫉妬のあまり、相方なのに陥れようとしたというエピソードもあったりとクズとしても名高く、見た目だけでなく、その中身も恋愛や結婚とは程遠い存在だと感じていました。

芸人としての実力はとてつもなくあるものの、そんなキャラクターから多分この人は本当にモテないし、一生結婚とは縁のない人だろうと、勝手にレッテルを貼っていたのです。

キーワードは尊敬と共感と清潔感

入籍記者会見で、蒼井優は山ちゃんの仕事に対する姿勢を尊敬していると語っていました。

過去のネット記事などを読んでいくと、山ちゃんは2006年から反省ノートというものほぼ毎日つけ、仕事上、どうしたら自分が求められているものに応えられるようになるかと研究を続けてきたということがわかります。

その原動力は他人への妬みなようだけれど、芸人としてもっと良くなりたいというストイックな向上心は売れっ子の現在でもあり、そんな姿に蒼井優は尊敬したのだろうと思います。

また、山ちゃん本人が「ひねくれ3」で言っていたのは、蒼井優は意外とこっち側(ひねくれている人)だということ、そして、テラスハウス特別編で語っていたのは、入籍記者会見で蒼井優が言っていた「人に対しての感動することと許せないことのラインが一緒だったり」という発言は、テラスハウスを見ていてのことだったようです。

なんと、山ちゃんの器の小さい、重箱の隅を突くような発言が、その価値観をしっかりと表明することになっていたということなのです。

確かに、どんな奴でも、自分の考えや価値観を多くの人に発信していけば、それに共感する人がいるだろうし、その価値観が少数であればあるほど、その結び付きは強くなる。

そして、アハ体験動画のごとく、気づかれないような変化具合で見た目をアップデートさせていたことも大きな一因となっていると思うのです。

しかも、その変化具合が実に絶妙だなと思うわけですよ。

山ちゃんといえば、あの赤縁のちっちゃなレンズのメガネにマッシュルームカット。(この組み合わせ考えたのって天才だな、、、)

現在も基本的にはこの赤縁眼鏡を使ってはいるのですが、テラスハウス見てると、ちょいちょい普通におしゃれな眼鏡かけてたりするんですよ。

そして、マッシュルームカットは急激な変化はさせずに、徐々に髪を梳いたりして、現在はマッシュベースの普通におしゃれな髪型しているんですよね。

あと、少し痩せたことによって、清潔感がアップしていて、落ち着いて現在の山ちゃんを見ると、意外とかっこいいのかもしれないと思うくらいになっています。

山ちゃんにすっかり騙されていた、、、と思ったけど、彼の努力とその成果に気づいていなかっただけだった

最初の方に書いた通り、騙された!と一瞬思ったのですが、よくよく考えてみたら、やっぱり山ちゃんはあの人間性を持っているわけであって、ただ、その大事な中心核は研ぎ澄ませていき、ぶれない程度により多くの人に受け入れてもらえるよう変化させるところは変化させ、自分自身を向上させていっただけだったのですよ。

そういう努力家な面に対して「尊敬」が、そして、その価値観に「共感」する人が現れただけだったのです。

例え一般的な「モテ」の存在でなかったとしても、自分のやるべきことに邁進し、そして自分がどんな人となりかをできるだけ多くの人に発信する、そして最低限の清潔感を身に付けることができれば、自分にぴったり合う人生のパートナーに会えるのではないかと、勝手ながらに勇気をもらっています。

-TV・漫画・アニメ, 恋愛