真剣に考えなければイライラしない
進んでイライラしたいと思っている人はあまりいないかと思います。むしろイライラしなくて済むのならどうにかしてでもイライラしなくて済むようにしたいと思っている人が大多数ではないでしょうか。私もそのひとりです。
激怒してブチ切れたりすることはそうそうないにしても、日々ちゃんと意識していないとどうしても日常でイライラしてしまうタイミングというのは出てきてしまうでしょう。
イライラしても基本いいことはないと思うので、回避出来るなら回避するに越したことはないと思うのですがどうでしょうか。
イライラしてしまうタイミング
まずイライラしてしまうタイミングとはどのような時なのでしょう。
自分ではこうしたい・こうあるべきと思っていることに反して、他人や環境のせいでそうはならなくて自分に取って不利益だと感じてしまうとき
でしょうか。
たとえば、
- 混雑の影響で電車やバスがなかなか来ない
- 故障車の影響で道が大渋滞
- 先方担当者のミスでこちらの要望がまったく通っていなかった
などなど。
どれも自分にとって不利益ですねえ。こうしたいと思っていることに反して自分側ではどうにもコントロール出来ない事象により、こうしたいと思っている内容とはかけ離れた結果が返ってきてしまい不利益も被っているので、まさしくイライラする出来事と言えるでしょう。
ではこうしたイライラのトリガーへの私なりの対処法を述べたいと思います。
真剣に考えない
果たしてその出来事はあなたにとって真剣に考えるべきものなのでしょうか。まずそこをよく検討する必要があると思います。
本当に真剣に考えるべきこと、例えば自分の人生だったり家族だったりのことであれば恐らく激怒してブチ切れるべき案件だと思うのでそのときはそうすればいいと思います。でもまあよっぽどな環境ではないかぎり、日常でそんなに頻繁には発生しないでしょうからここでは対象外にします。
日常においてイライラが発生する事象が、自分にとってどれぐらい真剣に考えるべきことなのか。そこをまずよーく考えます。
どうでしょう。案外真剣に考えすぎなくてもいいことがたくさんあるんじゃないでしょうか。
電車やバスが遅れているのははじめから自分の力ではどうしようもないことなので何も頑張れることはない上に、真剣に考えたところでどうにもできない。道が大渋滞も同じ。いくらそのあとの予定があってどうにかしたいと思っても、こればかりは真剣に考えて思い通りにいかずイライラしたって仕方のないことなんです。
だから、基本的には「まあいっか」で済ませられればベストです。まあいっか、仕方ないか、どっちでもいっか、どうでもいっか。
つまりテキトーです。高田純次です。高田純次が実際のところどんな人なのかはもちろん知りませんが、テレビで見る限りはイライラとかよりテキトーが超越しているような印象を受けます。憧れの存在です。
「遅れたおかげで本をゆっくり読むことが出来た」「普段聞けないラジオを聞けた」のようにポジティブな結果に繋げることも様々な文献等では推奨されていますが、そんなふうにわざわざ頭の中で変換する時間さえがもったいないかなと個人的には思います。
とはいえ難しい
そうやって頭ではわかっていながらもなかなか常に意識して実践するのは難しいでしょう。ますは「あ、今イライラしてるわ。さて、これは本当に自分が真剣に考えるべき大事なことだったか・・・」というように都度分析出来るようにしていきたいところです。