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デルタ航空でハワイに行った時にオーバーブッキングに遭遇して得した話 後編

デルタ航空でハワイに行った時にオーバーブッキングに遭遇して得した話 前編

スタッフの元に向かい詳しい話を聞いてみると以下の条件を伝えられました。

  • ワイキキビーチに面した有名ホテルの部屋を無料で準備してもらえる。
  • 空港・ホテル間の往復のタクシーチケットをもらえる。
  • 明日か明後日の好きな便で帰れる。
  • 明日の便が良いと伝えると、2席はビジネスクラスにアップグレードでき、1席はエコノミーになってしまうが、ビジネスクラスとの差額の600ドル(約66000円)分のEバウチャー(デルタ航空で航空券を買う時に使えるギフトカードのようなもの。1年の有効期限がある。)をくれる。

ハワイに無料でもう一泊できる上に、ビジネスクラスにアップグレード、もしくは600ドルのEバウチャーがもらえるとは!

もう何も迷うことはないなと確信し、ボランティアになることにしました。

予定外の行動にやっぱりトラブルは付き物らしい

預けていたキャリーバッグを返してもらうために、指定された受取場所に行き待っていました。

私と父のキャリーバッグはすぐに見つけることができたのですが、母の荷物がいつまでたっても出てこない。

これは何かおかしいぞと思い、スタッフに荷物が返ってこないと伝えました。しかし、自分は分からないので、ちょっと待っててと言われ、待つことになりました。

だいぶ待って判明したことが、母の荷物だけ飛行機に乗って成田にいってしまったということ。そんなことって、本当にあるのね、、、。でも、仕方がないので、明日以降に荷物をどうやって受け取るかなどのやりとりをしてその場を後にしました。

そんなトラブルに見舞われ、気づけばボランティアに名乗りでてからもうすでに1時間半ほど過ぎていて、お昼を過ぎた頃になっていました。

想定では、華麗にワイキキ中心街に戻り、残り1日を充実して過ごすはずだったのですが、不慣れなことをしている上にトラブルに遭遇し、だいぶ疲れてしまいました。

それに加え、移動してチェックインしたホテルでは、受付のスタッフの対応がめちゃくちゃ悪く、そんなにうまくない英語で抗議したもののやはり敵わず、それによってまたライフポイントを削ることになってしまいました。

ホテルでの手続きを終え、一息ついてから行動しようとした時にはすでに午後2時になっており、思ったよりも残りの時間が少なかったのですが、お気に入りのアサイーボウルを食べたり、ビーチを散歩したりと、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

翌日空港にて、ある会話が聞こえた

ちなみに、先にお伝えした通り、ビジネスクラスは2席だけだったので両親に譲り、私はEバウチャーをもらうことにしました。デルタ航空の安いタイミングを狙えば、600ドル前後でハワイと成田を往復できるので、その翌年もハワイに遊びに行きました。

次の日に、空港でチェックインを行い、荷物を預けるために並んでいると、デルタ航空のスタッフが並んでいる客一人一人に順番に声をかけているのを見つけました。聞き耳を立ててみると、「1000ドルの、、、何たらかんたら、、、」と話しているのが、聞こえました。

ちゃんと話は聞こえなかったので、予想なのですが、その日もまたオーバーブッキング状態になっており、またボランティアを探していたのではないかと思います。そして、状況によっては貰えるEバウチャーの額が異なるのではないでしょうか?

そのことが気になってネットで調べてみると、こんな情報を見つけました。

旅行ジャーナリストのローラ・ベグリー・ブルームは最近、悪天候で大混乱に陥った米デルタ航空の予約取り消しと引き換えに、計1万1000ドル(約120万円)もの補償金を受け取った。(中略)私たちが利用したデルタ航空のように、予約取り消しの志願者を競り形式で選ぶ航空会社もある。この場合は提示額が低い志願者が選ばれる。

オーバーブッキングで大金を得るためのコツ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

もしかしたら、私たちが帰るその日は、大変なオーバーブッキングぶりで決着をなるべく早くつけるべく、最初から1000ドル分の補償を提示していたのかもしれません。真相はわかりませんがね、、、

「オーバーブッキングで大金を得るコツ」の筆者が利用したのもデルタ航空なので、デルタ航空を使えばオーバーブッキングに出会える可能性が高くなるかもしれませんね。また、私たちが遭遇した時のように、多くの人がどうしても乗りたいタイミングを狙えばさらに確率が上がると思います。

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